簿記・会計・経理用のおすすめ電卓6選
ラビ美
簿記用の電卓が欲しいピョン!
さるじー博士
そうかそうか。
じゃあ,わしがオススメの簿記用電卓を紹介するぞい。
簿記用電卓のメーカー
簿記用電卓⇒SHARPとCASIOが主流
2社の違い⇒主にキー配列
どちらのキー配列も慣れれば使いやすい
ラビ美
今持ってるのと同じメーカーの電卓がいいピョンね!
絶対欲しい機能
さるじー博士
わしの考える絶対必要な機能を紹介するぞい。
- 適度なサイズ感
- 10桁以上の表示パネル
- キーロールオーバー機能
- GT機能・メモリ機能
適度なサイズ感
簿記用電卓⇒大きすぎても小さすぎてもダメ
小さすぎるもの⇒誤入力増えるので特に避けるべき
ラビ美
手の甲の幅より少し大きめがいいピョンね!
10桁以上の表示パネル
表示パネルの桁数は少なくとも10桁以上,できれば12桁欲しい。
特にこだわりがない⇒12桁がオススメ
ラビ美
なんで12桁もいるんだピョン?
さるじー博士
簿記の試験や実務では億単位の計算もするから,12桁ないと困るんじゃ。
キーロールオーバー機能
キーロールオーバー機能=打った指を離す前に次のキーが打てる機能
早く打つためには必須の機能で,これがないと誤入力が増える。
GT機能・メモリ機能
- GT機能=計算結果を集計する機能
- メモリー機能=数字を保存し,足し引きできる機能
GT機能⇒計算した数字を再度集計する手間が省けてとても便利
メモリー機能⇒計算した数字を別の計算で使いたいときに便利
ラビ美
あれれ?
メーカーでメモリー機能の表示が異なるピョン?
さるじー博士
そうじゃが,動作は同じだから安心するんじゃ。
あると便利な機能
さるじー博士
わしの考えるあると便利な機能をはこれじゃ。
- サイレント機能=静かに打てる機能
- 裏面の滑り止め=打つときに滑りにくくなる機能
- 角度調整機能=ディスプレイの角度が調整できる機能
各種試験対応条件
- 日商簿記検定試験
- 全経簿記能力検定試験
- 全商簿記実務検定試験
- 税理士試験
- 公認会計士試験
これらの試験で持ち込みがダメな機能は次のとおり。
- 印刷機能×
- 音声機能×
- プログラム機能(関数電卓等)×
- 辞書機能×
ただし,次の機能は持ち込み可能。
- 日数計算機能○
- 時間計算機能○
- 換算機能○
- 税計算機能○
- 検算機能○
おすすめの試験対応電卓
価格が安い順に次のとおりで,メーカーと予算に応じて決めれば大丈夫。
- SHARP EL-N432-X(約1,000円)
- CASIO JF-120GT-N(約2,000円)
- SHARP EL-VN82(約2,000円)
- CASIO DS-12WT-N(約4,000円)
- SHARP EL-N942X(約4,000円)
- CASIO JS-20WK(約7,000円)
さるじー博士
これらの電卓は,さっき伝えた絶対必要な機能はすべて備えておるぞい。
SHARP EL-N432-X
- 約1,000円
- 110×170×12.5mm
- 約147g(電池込)
- 12桁
- サイレント機能なし
- 滑り止めあり
- 角度調整機能あり
- 安く済ませたい人や予備用電卓に最適
- 欠点⇒打ち味が軽く誤入力しやすい
- 欠点⇒滑り止めの効果が弱く,本体も軽いため入力時に滑りやすい
CASIO JF-120GT-N
- 約2,000円
- 107×179×26mm
- 約175g(電池込)
- 12桁
- サイレント機能なし
- 滑り止めあり
- 角度調整機能あり
- 簿記用として必要最低限の機能
- 欠点⇒打ち味が少し軽い
- 欠点⇒滑り止めが2個で効果が弱く,本体も軽めのため滑りやすい
SHARP EL-VN82
- 約2,000円
- 109×180×14mm
- 約168g(電池込)
- 12桁
- サイレント機能あり
- 滑り止めあり
- 角度調整機能あり
- 滑り止めは4個あるが,本体が軽く少し滑りやすい
- ピンク,ゴールド,ブルー,ブラウンから選べる
- サイレント機能はあるが,上位機種より効果は弱め
- 欠点⇒打ち味が少し軽い
CASIO DS-12WT-N
- 約4,000円
- 135×188×34.8mm
- 約285g(電池込)
- 12桁
- サイレント機能あり
- 滑り止めあり
- 角度調節機能なし
- 簿記用電卓として必要十分な機能
- 重量があり,打ち味もよく誤入力が少ない
- 1番コスパの良くおすすめの価格帯
- 欠点⇒下位機種のようにチルト機能がない
SHARP EL-N942X
- 約4,000円
- 112×181×35mm
- 約202g(電池込)
- 12桁
- サイレント機能あり
- 滑り止めあり
- 角度調整機能なし
- 簿記用電卓として必要十分な機能
- 重量があり,打ち味もよく誤入力が少ない
- 1番コスパの良くおすすめの価格帯
- 欠点⇒下位機種のようにチルト機能がない
CASIO JS-20WK
- 約7,000円
- 174.5×107×24.2mm
- 約210g
- 12桁
- サイレント機能あり
- 滑り止めあり
- 角度調整機能なし
- 簿記用電卓として最高クラスの性能で有名な機種
- ゴールド,シルバー,ピンク,ブラックから選べる
- 欠点⇒値段が高い
- 欠点⇒下位機種のようにチルト機能がない
おしまい
さるじー博士
4,000円クラスの電卓は,10年以上使い続けることができるんじゃ。
ラビ美
10年!?!?
それなら,高めの電卓でもしっかり活躍するピョンね♪
さるじー博士
そうなんじゃ。
電卓の打ち心地で解答速度や仕事効率が大きく変わるから,予算が許す限り高いのを1つ持っておくと良いぞい。