受取商品券・差入保証金の仕訳
ブラウ兄
商店街の福引で,商品券が当たったモン!
さるじー博士
よかったのぉ。今回は,商品券と差入保証金の仕訳について学ぶぞい。
受取商品券とは
受取商品券=商品代金として受取った商品券
さるじー商店では,売ったみかんの代金として,現金の代わりに商店街の商品券を受取ることがある。
この商品券は,後で商店街の自治体に換金してもらえる。
さるじー博士
地方自治体の商品券は,地域の消費を盛り上げるために発行されるんじゃ。
受取商品券の仕訳
受取商品券⇒売掛金と同様の処理
売掛金の処理はこちらのページ参照。
- さるじー博士は,商品であるみかん600円を売上げ,自治体発行の商品券を受取った。
- 1.の商品券を現金で換金した。
これらの場合の仕訳は次のようになる。
- 受取商品券 600 / 売上 600
- 現金 600 / 受取商品券 600
受取商品券はもらうとうれしいものなので資産。
差入保証金とは
- 差入保証金=大家さんに預ける敷金や保証金
- 差入れる=お金をいったん預けること
さるじー博士は,お店の建物を新しく借りるときに,大家さんに保証金を差入れた。
この差入保証金は,お店を退去するときに返してもらえる。
さるじー博士
差入保証金は,家賃が払えなくなったときや退去で掃除する必要があるときのお金に当てられるぞい。
差入保証金の仕訳
差入保証金⇒立替金と同様の処理
立替金の処理はこちらのページ参照。
- さるじー博士は,店舗を借りるために,敷金800円を当座預金で支払った。
- 1.の店舗の退去にあたって,敷金800円を現金で受け取った。
これらの場合の仕訳は次のようになる。
- 差入保証金 800 / 当座預金 800
- 現金 800 / 差入保証金 800
おしまい
さるじー博士
わしは昨日,ハトのフンが頭に落ちてきたわい…
ブラウ兄
負けたモン!福引よりレアだモン。
さるじー博士
うれしくないわい。