収入や支出をチェックしよう。
この講義は、税理士である管理人が家計簿アプリ「マネーフォワードME」の使い方について解説する講義です。
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また、家計簿の付け方に関する基本的な考え方については、家計簿の付け方講座で確認してください。
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家計簿アプリ「マネーフォワードME」において、収入や支出はどのようにチェックすればよいのでしょうか。
収入や支出のチェックとしては、次の3つを確認します。
- 取引のチェック
- 収入内訳のチェック
- 支出内訳のチェック
今回の講義では、そんな収入や支出のチェック方法について詳しく解説していきます。
取引のチェック
取引のチェックのポイント
収支全体をチェックする前に、各取引が正しく入力されているのかをチェックし、正しく修正する必要があります。
取引のチェックを行う場合のポイントは、次のとおりです。
- 毎月初めには必ず前月分のチェックを行うこと。
- 金融機関の取引データは最新の情報とすること。
- 毎月支払っている取引が入力されているか。
- 「未分類」で計算対象になっている取引はないか。
- 振替取引が計算対象になっていないか。
取引のチェックを行うときには、必ず金融機関のデータ更新を行って、最新の情報にしてください。
なお、クレジットカードの取引データなどは、データの反映が遅く、翌月10日頃にならないと月末のデータが反映されない場合があるため、注意が必要です。
また、電気代や携帯電話代など、毎月支払っている取引がちゃんと入力されているかを確認してください。
このとき、毎月末に引き落とされるものは、休日の関係で翌月初めに支払っている場合もあるため、注意してください。
PCによる取引のチェック
スマホによる取引のチェック
収入内訳のチェック
収入内訳のチェックのポイント
収入内訳をチェックする際のポイントは、次のとおりです。
- 金額は正しく入力されているか。
- 身に覚えのない収入はないか。
- 買った商品の返金等が紛れ込んでいないか。
買った商品が返金された場合には、返金額を収入に計上するのではなく、
購入取引と入金取引の両方を計算対象から除外
してください。
このとき、郵送料が差し引かれるなどして、購入額と返金額が同額でない場合があります。
これらの差額が小さい場合、そのまま除外してしまって構いません。
金額の差が大きい場合には、別途「通信費」「雑費」など、適切な項目で入力してください。
PCによる収入内訳のチェック
スマホによる収入内訳のチェック
支出内訳のチェック
支出内訳のチェックのポイント
支出内訳をチェックする際のポイントは、
科目毎の体感の金額と大きくずれていないか
をチェックすることです。
例えば、その月は趣味娯楽に1万円程度しか使っていないつもりだったのに、3万円も記録されていたとします。
この場合は、何かを間違って入力してしまっている可能性があります。
このように、細かな入力をチェックした後に科目毎の集計を見ることで、金額の違和感から間違いに気付くことができるのです。
PCによる支出内訳のチェック
スマホによる支出内訳のチェック
まとめ
今回の講義では、マネーフォワードMEでの収入や支出のチェック方法について解説しました。
収入や支出のチェックとしては、次の3つを確認します。
- 取引のチェック
- 収入内訳のチェック
- 支出内訳のチェック
取引のチェックを行う場合のポイントは、次のとおりです。
- 毎月初めには必ず前月分のチェックを行うこと。
- 金融機関の取引データは最新の情報とすること。
- 毎月支払っている取引が入力されているか。
- 「未分類」で計算対象になっている取引はないか。
- 振替取引が計算対象になっていないか。
収入内訳をチェックする際のポイントは、次のとおりです。
- 金額は正しく入力されているか。
- 身に覚えのない収入はないか。
- 買った商品の返金等が紛れ込んでいないか。
支出内訳をチェックする際のポイントは、
科目毎の体感の金額と大きくずれていないか
をチェックすることです。
ぜひ、皆さんも正しく収入や支出のチェックを行いましょう。
おしまい
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